世間はiPadで盛り上がっているようですが、こちらは相変わらずのWHSの話題をば。
WHSにバックアップしたシステムをクライアントにリストアするには、
通常、リストアCDからブートするのが一般的で、このほかに、
リストアUSBや、かつて紹介したUMA-ISOを使う方法があります。
今回紹介するのはHDDから直接ブートする方法です。
Windows 7では、標準のバックアップ機能のリストアを起動時にF8を押して実行することができますが、
これと同様に、HDDにブート用のリストアイメージを仕込んでおいて、
ブートメニューから起動できるようにします。
以下手順。
1.ブート領域の確保
リストアCDの内容をまるごとコピーしておくための領域をHDD上に確保します。
容量は500MBほどもあればOKです。空きがない場合は、事前にボリューム圧縮しておきます。
ドライブレターは、後でコマンドで指定しますので、覚えておいてください。
ここでは「Q:」にしています。
2.ファイルコピー
リストアCDの内容をまるごとコピーします。以下、余計なフォルダがいくつかありますが、
基本的に赤で囲ったファイルとフォルダが必要です。
「PROGRAMDATA」は隠しになっているので、フォルダオプション設定してコピーします。
なお、ルートに展開しましたが、フォルダに保存してもOKです。
ただし、その場合は、後述するBCDEDITでパス指定時にサブフォルダの指定も忘れずに。
3.コマンドプロンプト起動
BCDEDITを使いますので、管理者権限で実行のこと。
4.現状確認
「bcdedit」実行して現状を確認します。特に意味はありません。確認です。
5.RAMDISK用のオプションを指定
Windows PEのWIMでブートしたいので、RAMDISKオプションを指定します。
詳細は、以下の「ハードディスクからWIMイメージを起動するエントリを作成するには」を参照のこと。
http://www.microsoft.com/japan/technet/windowsvista/library/85cd5efe-c349-427c-b035-c2719d4af778.mspx?sess=40c48c4fe7f6de36799a3c52966cfd10
・RAMDISKOPTION設定コマンド
bcdedit /create {ramdiskoptions} /d "WHS Restore"
bcdedit /set {ramdiskoptions} ramdisksdidevice partition=r:
bcdedit /set {ramdiskoptions} ramdisksdipath \boot\boot.sdi
(2番目の「partition=」で作成したドライブを指定)
(リストアイメージをサブフォルダに保存したときは3番目のパスに注意)
6.エントリ作成
以下のようにコマンドを実行してエントリを作成。
・ブートマネージャー用エントリ作成
bcdedit /create /d "WHS Restore" /application OSLOADER
(この結果表示されたGUIDをコピペして以下のコマンド実行)
bcdedit /set {GUID} device ramdisk=[r:]\sources\boot.wim,{ramdiskoptions}
bcdedit /set {GUID} path \windows\system32\boot\winload.exe
bcdedit /set {GUID} osdevice ramdisk=[r:]\sources\boot.wim,{ramdiskoptions}
bcdedit /set {GUID} systemroot \windows
bcdedit /set {GUID} winpe yes
bcdedit /set {GUID} detecthal yes
bcdedit /displayorder {GUID} /addlast
(ドライブレターとパスは環境によって要書き換え)
7.エントリ確認
BCDEDIT実行してエントリを確認。
8.いざブート
登録したエントリで起動すればWHSのリストアCDがブートします。
追記:標準以外のドライバはUSBで当てる必要があります。AIKでBOOT.WIMを作り直せば、ドライバ組み込めそうな気もしますが、やってません。
posted by shimiz9 at 17:59
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